ボタニカルDHA – Botanical DHA

DHAとは?

DHA(ドコサヘキサエン酸)はオメガ3脂肪酸とよばれる必須脂肪酸のひとつで、健康に欠かせない重要な栄養素です。ところが、ヒトは体内でDHAをつくることができません。そこで食事から補う必要があります。DHAを多く含む食材として代表的なのは青魚です。

DHAの重要性

DHAは脳や心臓、眼の機能をサポートする働きがあり、どの年代でも欠かせない栄養素です。DHAを摂取すると、発達期にある乳幼児には問題解決能力や認知機能の向上、視覚の発達が見られます。

成人の場合、中性脂肪を減らしたり、血圧や脈拍をコントロールしたりするのに役立ちます。妊婦が摂取すればお母さんの産後うつの発生を低下させ、赤ちゃんのIQも向上させます。高齢者にとっても重要です。アルツハイマーや痴ほうのリスクを下げるのです。

DHAの効果を示す実験結果

物忘れを改善

対象

記憶力が落ちている55歳以上の健常者437人(DHA群219人、プラセボ群218人)

方法

DHA群には1日900mgのDHA、プラセボ群には1日2.25gの植物油を6ヶ月間摂ってもらい、その後、以下を確認する。

  1. PAL(視空間認知力とエピソード記憶力の評価方法)
  2. 言語認知力、パターン認識力、一定の空間における活動の記憶力のテスト
  3. 血しょう中のリン脂質濃度を確認
  4. 副作用の有無を確認

結果

  1. 血中のDNA濃度があがるほど、PALの成績が向上
  2. ベースラインの72.6歳からDHA群は7歳、プラセボ群は3.6歳若返った。(PALスコア)
  3. 血しょう中のリン脂質濃度は倍になった
  4. 副作用はなかった

出典:*Journal of Alzheimers Association May, 2010

リーディングスコアが向上

対象

「読み」の成績がイギリスの平均より低い7〜9歳の普通クラスの学童約360人(DHA群とプラセボ群を半分ずつ)

方法

DHA群には1日600mgのDHA、プラセボ群には同量のプラセボを16週間摂ってもらい、その後、以下を確認する。

  1. リーディングスコアテスト
  2. 態度/行動(ADHD注意欠損多動性障害に似た症状)(Connersの教師用と保護者用)
  3. 作業記憶(Word SpanとDigit Span)
  4. 睡眠(子どもへのアンケートとアクティグラフ)

結果

  1. 実験当初、リーディングスコアが低かった子については改善した
  2. 保護者の評価ではADHDに似た症状にDHAの効果が見られたが、教師の評価では特に行動の改善は見られなかった
  3. 作業記憶では統計的に有意な差は見られなかった
  4. DHA濃度が高いほど、睡眠の質が改善した

出典:Richardson AJ et al, Plos ONE 2012

日本人のDHAの摂取量

出典:厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2010年版)』
出典:厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2010年版)』

厚生労働省は、4万人の日本人を11年にわたって観察した大規模な実験から、少なくともDHAおよびEPAを1日1g以上摂ることが望ましいと発表しています。(EPAはDHAと同じオメガ3脂肪酸の一種です。)ところが、上図のとおり全世代で最低目標摂取量である1gには達していません。

DHAの摂取源

DHAの摂取必要量を魚のみで補うには一般的な食事の量よりも多く魚を食べなくてはなりません。また、魚にはカドミウムや水銀、ダイオキシンなどの有害物質も含まれているため、過剰な摂取は好ましくありません。

ピュアでクリーンな ボタニカルDHAとは?

ボタニカルDHAは小さな藻、微細藻類がつくるDHAです。実は、魚もDHAをつくることができないので、エサから補っています。プランクトンから魚へ、魚からほ乳類へとつながる食物連鎖、海洋資源のすべてを支えているのは、微細藻類なのです。

ボタニカルDHA誕生のきっかけはNASAの研究開発です。微細藻類を宇宙飛行中の栄養源として、また将来の有人ミッションで酸素源やゴミ処理の触媒に使えないかという実験が行なわれました。この研究で得た微細藻類や植物から栄養素などを得る技術をビジネスにするため、研究者達は活躍の場を企業へ移しました。現在はDSM社からlife’s®DHAという形で提供されています。

life’s®DHAはきちんと衛生管理が行なわれているタンクのなかで微細藻類を培養し、DHAを抽出します。そのため、有害物質が入ることがありません。既に、安全性試験も行なわれていますし、米国のサプリの品質基準の査察にも対応済みです。実施された臨床試験は100以上。使う上での不安要素はありません。

また、抽出に使う微細藻類は繰り返し使うことができ、再び培養することが可能です。DHAの摂取必要量を魚で補おうとすると、大量の魚が必要になり、乱獲の恐れがあります。しかし、再生可能な微細藻類なら、魚の漁獲量を心配する必要もありませんし、魚アレルギーの方やベジタリアンも摂取することができます。